初日

が、無事あき、そして終演しました。終ってはけた瞬間、みんながおつかれーとか言っているのを後ろで聞いていたら、ほっとしたのとか色々で、力が抜けて、足がかくっとなるか泣きそうになるか、良く分からん感覚が一気に来た。満足感とかそういうのとはまた全然違うけど、でも、なにかが、始まってそのスタートが切れた感じが。全然ここからだけど、始まったばっかだけど。


みんなで軽く飲んで帰って、オペラシティのツリーの前で写真を撮ったりした。軽く飲んだだけで、酔っ払ってわーってなって、それなりにみんな不安とか緊張とかあったんだよなーとか思ったりした。


すごく学ぶことが多くて、恥じ入ることも多い日々を過ごし、共演者の人々にもなんて恵まれているんだろうかと、すごく思う。だから、上手くいかないときも絶対、へこむとかめげるとかそういうところで必死になるんじゃないレベルでやりたいって本当にすっきりと思える。まず、自分にとって恥かしくない自分で、人の目を気にする前に、そこを。稽古場での人の姿勢、話してくれていること、すべてがどきどきするし、胸が動く。明日も公演がある。恐くて、でもすごく幸せなこと。