映画

バージン・スーサイズという映画が録画してあって、観た。ある街で姉妹が皆自殺してしまう話(スーサイズって自殺って意味?)。風邪で頭がボーっとしつつ観て、観た直後はこれと言って感じた気はしなかったが、何時間か経って布団に入ってから急に映画の中の姉妹について考え出してしまい・・「お話」だということを忘れて一生懸命考えてしまった、そうしたら全然眠れなくなって二時間近く。出ていたのは女優さんだったはずなのに、なんだか実在の、あの街に生きていた姉妹のドキュメントを見たんだ・という記憶にすりかわりそうになる不思議さ。
そういえば、中学生の頃か仲の良かった友人たちと自殺願望・・といっていいのかそういうのが高まったことが。丁度その頃「完全自殺マニュアル」なる本がものすごく話題になっていた影響か(あと、ノストラダムスによるとどうせ20歳までしか生きられないし・・というのも話題の焦点で)、それぞれの家の事情とか、今の感覚でならそんなことで・・といえてしまうようなことを取り上げて言い合っていくうちに、話はエスカレートして、「みんなで自殺しよう」と・・当時にしては本気で決めて、学校をサボる日も決めて。・・だけど何もしなかった・・のはなんでだっけ?・・あの頃本気でそう思ったはずの気持ちの根拠も思い出せない・・。マニュアルも手に入らなくて・・とかだっけな?確か学校は休んだけど、結局皆でプラネタリウム行って・・家帰ってかなり怒られた。本当にすっかり忘れていたことを急に思い出してしまった。