眠れるラプンツェル

という本を今日読み終えた。山本文緒。最初の辺りのシーンがおお!!と思った。こんな人はいるんだ、私だけじゃないんだーという。そんで主人公は開き直って生きていけているのかと陽気に読んでいたら、やっぱり人間そうもいかないのね・・という。だけど、物事には「時期」があるようだ、きっと。だから今の状態が良くても悪くてもそれがずっと続くってことは不可能に近く、変化していくしかないようだ。時にそれを受け止めきれない自分を持て余すんだよなーそれにだめだーとかきつー!とか思ってるときって、この状態が明日には良くなるかもなんてことほとんど考えられん。もしかしたら一時間後には救われた気持ちになれるときもあるのに!その辺のコントロール、年とともにうまくなっていけるのか・・それとも延々なのだろうか・・などと考えた読後。