ふぇー

8月が、終わります。長野県へ生徒たちと合宿に行っていました。普通の夏でもエアコン要らずで涼しい山奥が、この度は寒くて寒くて・・・一枚しか持って行かなかった長袖をずーっと着て過ごしました。

人が人に何かを伝えるということは、とてつもなく困難なことだということを実感しました。それはとてつもなくて、分かったつもりや分かり合ったつもりになれる時は瞬間にはあるだろうけど、分かるかどうかではなくて、分かり合おうとする作業を続けられるかどうかが、人との関係の持続であると思った。だから、一方が分かり合うことを続けることを持続することへの気持ちがなくなると、どんなに望んでもそれは不可能になるし、不可能に思えても、作業を続けたいという思いが残っていれば、そこは乗り越えられると思う。

もう会えなくなる別れが毎年繰り返される近年で、会える人には会えるときに会って、話をしておいたほうが良いという気がその度にしていて、でもなかなかそれは叶わなくて、時はあっという間に過ぎていく。びっくりするほどに早くて、胸がぎゅーっとなる。