今日は大切な人の命日だった。あっという間に数年経ったけれども、頭の中はぐるぐるするこの感覚はいつまで経ってもこうだけど、私は毎年、年をとっていく。今の私をもう見てもらえないんだと、それは当然のことを思いながら、それでもちゃんと恥じないようにやっていかなくてはと、でも、どうしてもやっぱり寂しくなって、泣いても仕方なくても少し泣いて、それから気持ちを引き締めるのだ。いつまでも、きっとこうだ。

これからの色んなことが、全部ぜんぶ怖いやい嫌だわいみたいな気持ちに、恐怖から襲われるときもあるけれど、穏やかにいられるときに出来るだけ穏やかに過ごしてチャージして、コツコツ過ごそう。

雨が降っていた。