ミヒャエル・エンデ

ものすごく好きな作家。昨日久しぶりに「モモ」を読み始めてみた。この人の「はてしない物語」に昔大きな衝撃を受けて、しばらく嘘をつくことが本当に出来なくなったほど・・(この話の中では、嘘をつくと‘虚無‘が広がって物語の国が虚無に飲み込まれて消えていってしまうという恐ろしい設定が・・)。有名だけど、「はてしない物語」は映画のネバーエンディングストーリーの原作です。映画を最初にみてから本を読み始めたら、映画の話は本の中の序章に過ぎない部分だった!という衝撃から始まって、本当に引きずり込まれるようにして読みました。
「サーカス物語」という戯曲が一番最初に読んだこの人の作品で、小学生の頃主人公の名前が自分と一緒だったので読み始めたら、意味が全然分からず・・だけど後々・高校生のときにこのお話を偶然上演しました。没後何年・・とかそういうのだったのかな。まあ、ともかくすごいんで。読み出すと止まんなくてしばらく影響を受けます。なので今は、モモの影響をかなり受けた思考回路になっている。人の話が上手に聞ける人間になりたいなとか、そんなことを思います。