そして朝から

バイト。台詞を覚えながら座っている時があって、気がつくと一人でぶつぶつ言っている怪しい店員と化す。すぐ化す。
雨が降ったりやんだり。行きたかったお芝居がかぶってしまい、時間的に間に合う(自転車でいける!)なんて近所!という春風舎で、東京デスロック「安心」を観に行く。死をテーマにしたお芝居。ポツドールでご一緒した方々や、前からの友人が出ていて、興味深く。演技している時の人からって、その演技している姿以外のことがすごく見えるような感じがして(私がそう思い込んでいるだけかもだけど・・)、その透けて見える部分を、演技していることの前にあるなんかそれを、感じ悪いものでも、それが見えちゃってるってちゃんと分かっててきっと演技しているんだな、この人は・・と思うと安心して、熱意をもって事の成り行きに身を委ねられる、と思った。
特に、「死」とか、皆いつかは絶対そうなる出来事を前にして、ってそれは設定なんだけど、でも、それが与えられて余計そういう部分がぐーーっと感じたというか。ああ、上手く言えていないのだけど・・。あと、「死」を本当に痛切に感じた経験が未だおそらくまだない私は、でも、必ず生きていると死ぬ時がくるんだって当たり前なんだけど、私も私の大事な人たちも、いつかはまだ分かんないけどいなくなる、そのことは確実なんだと、途中でちょっと途方に暮れた、多分悪い意味ではなく。